て~ぶる41号 ( 2011.7.11 )
バー

皆さんと行政の協働「て~ぶる」と なってまちづくりを進めるとよはし市民会議
てーぶる てーぶる画像
No.42

〒440-8501

豊橋市今橋1 豊 橋市役所7階

とよはし市民会議

放射能と毎日の暮らし
「とよはし市民会議」とは?
 いつから?

1995 年~現在
 だれが?

代表:渡辺則子
(党派に属さない一人会派)
 だれと?

市民のみ なさんといっしょに
 なにをしてきたの?

子ども、環境、地域福祉の向上に取り組む皆さんの 声を議会に届けてきました。
東海大震災を見据え「子ども・高齢者の命が大切にされる 安心・生き活き地域づくり」に取り組みます

家族
深呼吸できない 空の下で生きる人々を常に念頭に。
福島の皆さんと共に。

東日本大震災から4ヶ月が過ぎました。
ますます深刻化する福島の原発事故から目を離すことができません。子どもを持つおかあさんの気持ちを思うと居てもたってもいられません。なんとか早い収束 を!経済でなく、命を優先することを!

豊橋から70kmの浜岡原子力発電所の「廃止」を求めることこそ、子どもたちへの責任を果たす第一歩です。東海巨大地震の防災・減災上の最大課題は「放射 能」。

広島・長崎・福島と核の被ばく問題を抱える日本の「放射性廃棄物」処理に世界中が注目しています。
私たちは「脱原発」に向けて、決断の時を迎えました。

今日一日、いちにちの安心・安全に感謝して。
折り鶴
6月議会 浜岡原発について一般質問しました


6日~ 8日


一般質問


13日

補正 予算委員会


9日~10日
常任委員会
17日 本会議

| 市長への質問

市民の安全・安心の 上から浜岡原発を停止から廃止へ!

| 市長 答弁

産業界や地球温暖化への 影響をはじめとするさまざまな課題やリスクを十分に考慮に入れた上で、国民的コンセンサスに基づき、慎重に判断されるべきものと認識。

| 教育長への質問

学校図書館における教師 用原発資料の充実により子どもたちに正しい「原発」情報を提供すべきと考えます。福島原発事故を受けて小学校社会科副読本の浜岡原発の扱いは?

| 教育長 答弁

原発の安全神話が崩れた 今、「原発が日本のエネルギーのことを考える上で必要な発電方法である」との部分は扱わず、福島原発事故に触れながら、その必要性や安全性について、現 在、国家レベルで議論されている点について言及するよう、小学校に通知する。

一 般質問中2度、国家レベルの情報共有を訴えました。

豊 橋市政のトップである市長と教育長にとって「原発とは?」を確認後、5月23日「参議院 行政監視委員会における4人の参考人意見陳述」録画(下記参照) を もとに、今後の意見交換を始めることを提案しました。皆さんも是非、行政監視委員会審議中継をご覧ください。
参議院 HP(http://www.sangiin.go.jp/japanese/ugoki/index.html
「参議院審議中継」 → 「行政監視委員会」 → 「5月23日」

参 考人 :
小 出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)


後 藤政志氏(芝浦工業大学非常勤講師)


石橋克彦氏(神戸大学名許教授)



孫正義氏(ソフトバンク株式会社代表取締役社長)

政府出席者 : 田島政務官他
女性の顔* 原発の問題点が分かりやすく説明されています。
* 国会議員の問題意識のレベルを理解できます。

「原発と放射能」について100人の皆さんに聞きました。
原発
6月11日から南栄駅前を中心に、市民の皆さんに聞き取り調査を行いました。
「浜岡原発の停止」について、ほとんどの方がご存知でした。

「廃炉」にすることについては、賛成だが、電力は大丈夫かとの声もありました。
「火力・水力発電」で賄えること、そして放射性廃棄物の責任をとらない「原発」推進の仕組みでは子どもを守れないことを伝える必要があります。

「原発への関心」は放射能が一番でした。
また、安全性が確保される範囲ならば、「福島産の食品を受け入れる。若い皆さんには汚染されていない食品を」との考えに、中学生の男子が「ありがたいこと です」と答えたことが印象的でした。

 「3.11以降一番心にあること」は、「この世の不公平」など、多岐にわたりました。皆様のご協力に感謝します。

6月議会 とよはし市民会議の一般質問
のりこ近影
とよはし市民会議議会活動記録
4 月 4日「てーぶる41号発行」/6日栄小入学式/7日南部中入学式/24日市議選
5月 2日全員協議会/13日臨時会/20日段 ボール処理講座/20日原発講座(1)/28日原発講演会(名古屋)/29日弥生町防災訓練
6月 3日原発講座(2)/7日一般質問登壇 /14日愛西市議会傍聴/17日原発講座(3)/18日防災講座/19日DVD「ヒバクシャ」上映会/22日禁煙講座/24日自治会連会総会・原発講座 ④/25日校区球技大会・石巻山で石巻市支援コンサート/26日校区ソフトバレー大会

「防災協働社会」を進めるために

連日の新聞報道等から被災地のさまざまな問題を学び、東海大震災への備えとする 必要があります。情報と人のつながりを「防災協働社会」で生かす方策を質 問。
Q:
防 災情報発信の場を市役所1階に常時設ける考えは?
A:
各 課、情報ひろばで行っている。
市民会議コメント:
市役所内で「まとまって見える」ように取り組むべきです。

Q:
防 災協働の観点からこれまでの「人」の取り組みの成果と課題は?
A:
現 在登録している70歳未満の消防職員・消防団からなる消防活動支援員は現在約200名、防災リーダー約167名、災害ボランティアコーディネーターは 180名。登録会員を増やすことが大切と認識。

市民会議コメント:
登録されている皆さんが多くて心強い限りです。日常的な活動交流の機会を地域で増やすことで「防災協働」が進むと考えます。「防災・減災」の備えは、すべ てが日常生活や活動の延長と考えます。お隣と声掛け合って・助け合って。
誰もがすぐ実行できる効果的な情報の発信に努めます。


子ども 「子どもオンブズパーソン制度」について

Q:
浜名湖 ボート事故から学んだ「自由に意見を述べる」「子どもの声を聞く」ことの重要性を認識すること、その具体化として、子どもの最善の利益を教育・福祉両面か ら図る「子どもオンブズパーソン制度」を視野にいれる考えは?
A:
学校教育 の立場からのみ語るのは馴染まないと感じており、他課とも連携を図りながら、先進都市等の状況を調査し、勉強する。
市民会議コメント:
[ 参考 ] 「子どもオンブスパーソン」(日本評論社)等から学んだこと。


子 どもの問題は、学校や行政機関への「監察」、対決や告発、おとな間の利害調整だけでは解決が困難として生まれた本制度は、豊橋市に必要と考えます。

こ の制度では、生きづらい思いをしている子どもたちを、公的・社会的な救済や擁護につなげることができます。

子 ども自らが参加する仕組みであること、「専門性・第三者性」を持つ公的機関が「子どもの最善の利益」のために働くことで、総合的な子ども施策実現に近づく ことになると確信しています。「計画」得意の豊橋から「実践」優先の豊橋市へ!

南栄ふれあいセンター内とよはし市民会議図書室 <市政資料を中心に無料貸出中>
CD
文部省が唱える「正しい放射能の理解」のための資料は「賛成・推進」情報のまま。「福島」を通して、「放射能」を理解する上で、今、何が問題か?私たちが 知らないことは何かを、まず知ることと、資料(DVD、書籍、雑誌)を積極的に収集しています。

◆ 家庭やグループで利用希望の方、ご連絡ください。 ◆

原発関連DVD・資料:
「ヒバクシャ」/「福島原発で何が起こっているのか」「福島の子どもたちへ」小出裕章/「被爆とは~体内被曝と対外被爆・子どもの被爆・労働者の被爆~」 村田三郎/「チェルノブイリと福島」今中哲二/「汚染の中で生きる~チェルノブイリから学ぶこと」河田昌東など
うちわ 原発安全神話崩壊。

一人ひとりが節電発電所となる夏を。

とよはし市民会議へ皆さんから寄せられた声
街
食事処での禁煙を進めてほしい (70代男性)/横断歩道で車を止めると、会釈して通り過ぎるのは子どもたち。えらいな~(60代女性)/議会報告は議会が終わったらすぐに。新聞とって ないので、ポストに入れておいてほしい(60代男性)/南栄住宅工事現場の高い壁沿いに歩く時、車と行きかうと、事故が心配。(80代女性)/被災地の多 賀城市へ行きます。えほんを届けたいのですが(40代男性)/「仮設実験授業」とは?(40代男性)/議員報酬半減と定数削減について考えは?(50代男 性)/原発止めて設楽ダムを発電用ダムとして造ってはどうか?(60代男性)/市の各種委員の任期と重複の最新情報は?(70代男性)

23号ただいま調査中!
23号パイパス工事と産廃施設に ついて調べてほしい。(60代男性)

ササユリささゆりの里と津波の歴史を伊古 部の海岸で学ぶ集いを7月30日に計画中。
参加希望の方、ご連絡ください。 tel:0532-48-1203
記念碑
伊古部町の皆さんは3年前、津波の貴重な記録(1854年)の記念碑を新設されました。
(ささゆりの里にて撮影)

◆ 豊橋市でも昔の津波の記録などから学ぶ取り組みが始まります。 ◆
◆ 情報をぜひお寄せください。 ◆

地図 ピンクの屋根の
南栄ふれあいセンター
■とよはし市民会議事務所■

ご相談いつでもどうぞ!
渥美線南栄駅下車、踏み切りを渡り商店街を直進、
左側3つ目の角です。駅から300m。
月~金 10:00~16:00 開設
〒441-8108豊橋市町畑町森田38-72
TEL&FAX:0532-48-1203
このページの先頭に戻る
トップページへ戻る

掲載の記事・写真の無断転載は御遠慮ください。