て~ぶる38号 ( 2010.7.23.6.30 )
皆さんと行政の協働「て~ぶる」となってまちづくりを進めるとよはし市民会議
てーぶる てーぶる画像 No.38
〒440-8501
豊橋市今橋1 豊橋市役所7階
とよはし市民会議
駅前ホールから豊橋の元気&文化 発信!
「とよはし市民会議」
女性の顔
 Since1995
豊橋市議会で4期目、
16年目の活動中。
所属政党なし。
一人会派(代表:渡辺則子)
街角 平成25年豊橋駅前に開館するホール「芸術文化交流施設」に「待った!」がかかりました。「予算の硬直化を招き、医療、福祉、教育が崩壊」するので建設中止をとの請願に、とよはし市民会議は「公共施設総経費」の情報提供が必要と、趣旨採択の意見表明を行いました。市民協働によるまちなか公共施設は、「ここにこ」に続き2館目となります。「負担と効果」を考える機会になることを願って報告します。

20年間で72億円 税金の使い方に関心と責任を持つ最初で最後の大型公共施設

市民会議 駅前公共施設の計画段階から市民が参加し、建設と維持管理に民間の参入 (PFI事業) を認めた議会には、2度の議決責任があります。
今後20年間に総経費約72億円余の税金を使うことについては、市議会の予算・決算審査で問題を明らかにし、情報を公開いたします。

「花♪ことば♪えがお」いっぱいのまちに!

市民会議 「笑いは健康によいので、毎月、落語の会をひらいて」との声も届いています。駅前ホールを中心に、笑顔がいっぱいのまちに!もっと花を!音楽を!そしてさまざまな「ことばの芸術」を楽しむ皆さんが増えることを願っています。

[ 人 ] で決まる 公共施設の費用対効果

市民会議 「ここにこ」は豊橋初の市民協働まちなか施設として、市民と市職員の皆さんが「こども中心に!」の熱い思いで頑張り、こころ配りが隅々に行きわたり、急成長してきました。駅前のホールが第二の 「協奏」施設となるには、まず高齢者の皆さんが、公共交通を利 用してまちに繰り出したくなる「楽しみ」と「工夫」を、皆さんの声をしっかり取り入れ、共に創り出すことが大切と考えます。

? ホールにいくらかかるのか ?

花
1. 土地取得費 9億9,580万円
平成21年土地開発公社より取得。財源は同額を市債(減収補てん債)
・償還費 平 22年 500万円
平 23年 3,500万円
平 24~41年 5,900万円
平 42年 2,900万円
2. PFI事業費
・施設整備費分 ・・・ 46億4,000万円
・平25年に一時金として ・・・ 13億6,000万円
・利息分 ・・・ 6億5,000万円
(平25~39 各年平均4,000万円)
3. 運営費PFI施設維持管理費、運営補助業務(施設・機器の保守等) 9億3,000万円
平25~39 各年平均約6,000万円
・施設管理者運営業務(施設の貸出等) ・・・ 平25~39年 (算定中)
* 議会資料と財政課の聞取りをもとに、とよはし市議会が調整したものです。
とよはし市民会議 発言の機会をフルに活かしました!
            一般質問・委員会質疑(6月7日~17日)の一部

● 資源化センターごみ処理費用について・・・・・・・質問。
ごみ
3つある焼却炉(稼動9年目のガス化溶融炉と20年目のストーカ式)の機器改良・延命化の費用増大が予想されます。炉の負担軽減のために、生ごみを燃やさず堆肥化、財政負担軽減のために「10年後に3号炉廃炉計画」を、今からスタートすべきと考えます。(焼却炉の情報公開資料を発信準備中)
● 図書館がもっと身近になるための取り組みについて・・・・・・・質問。
市内にもっと図書館を、図書館前にバス停を、また、赤ちゃんサービスが充実したように、視覚障がい者、高齢者、ブラジル人の皆さんの図書館利用が進むために、それぞれの方にとって分かりやすい情報の提供を提案。

● 「ここにこ」指定管理者の部分拡大について・・・・・・・反対討論。
3プラザのうち「子育て」「発見・体験」は直営、「集い」は指定管理者「小学館集英社プロダクション」が担ってきましたが、来年から5年間、「発見・体験」を指定管理者へと拡大することに反対しました。子ども施設の安心と安全ととも に公的責任を明確にするために館長は市の正規職員を配置すべきです。
浜名湖ボート事故について

白百合 6月18日、章南中1年・西野花菜さんは、ボート実習を前に代表として決意を述べられたその日の午後、事故により、12年間の楽しい思い出と将来への大きな夢と希望でいっぱいのまま亡くなられました。
 花菜さんのご冥福を祈り、ご両親と中学生の皆さんが背負われた哀しみと心の痛みに対して、私たちにできることは、「命」について語り続けていくことにあると考えます。
 市民の皆さんからは、「救うことができた命、楽しい水が大変危険であることに最大の注意を」「日頃からもっと身近な海に触れる機会を」等々、たくさんの声をとよはし市民会議にいただきました。
ボート 今回の事故につながる問題が多岐にわたることに注目しています。哀しい事故を繰り返さないために、花菜さんの最後の頑張りを思い、勇気を持って発言を続けます。
視察・研修・活動レポート(10年5~7月)
先進地で学んだことを豊橋で生かすために

|佐世保市
のりこ近影
渡辺 則子
とよはし市民会議 代表
福祉教育委員  委員
<とよはし市民会議活動(含予定)
6月 6日弥生町自治会防災訓練/7~17日6月市議会/13日「陸」開所式/19日栄子ども会球技大会/20日浜名湖ボート事故現場へ/25日議員総会「ボート事故報告」/26日地球環境時代の農業」松沢政満氏講演会/27日栄校区ソフトバレー大会/28日総合計画調査特別委員会(傍聴)
7月 3日豊橋市生ごみ減量講習会(市役所)/4日段ボール生ごみ処理講習会(大府市)/1日しずおか生ごみサミット(静岡市)/26日総務委員会(管内視察)/27日福祉教育委員会
ハウステンボスの環境対策
モナコと同じ広さのオランダ村はバラが満開。3.2キロの地下トンネルには上下水道と電気が走り、自然石を積んだ海岸壁は微生物が水を浄化。舗道にはオランダ輸入のレンガ2000万個が砂の上に敷き詰められ、土が呼吸できる!最先端の熱利用と発電の仕組みなど、遠くて近い外国の徹底した環境配慮に目を見張りました。
ハウステンボス ハウステンボス
子ども発達センター
「子ども」(0歳から18歳)の育ちを応援する仕組みの中で、学校教育課との連携、中・高生の心の問題のフォローアップを課題として取り組まれる姿勢に学びたい。

|久留米市
DV対策
「女性審議会女性登用促進要項」が示すとおり、市民・職員の皆さんの意識が高く、2000件余の相談中、6割を占めるDV支援を実現。
久留米市 DV対策徹底して「人」に寄り添う支援、問題を未然に防ぐ、発生直後から関わる、家庭からの信頼を築くことなど、現場での最前線のワンストップ支援は、行政・女性団体・NPOの協力な連携・協働によるもの。日頃のたゆまぬ「支援意識」の積み重ねは、庁内各課において、毎年6月にマニュアルに意見を求める形に定着。「人」「ネットワーク」が機能するために必要なことを、「DV対策」から学ぶことができました。

|筑後市
八女西部クリーンセンターガス化溶融炉
八女西部クリーンセンターガス化溶融炉三井造船炉が稼動して10年の八女炉の機器整備費は、9年目を迎えた豊橋炉にとって気になるところです。炉の運転・管理を、八女は委託、豊橋は直営、浜松はPFIと異なり、処理費について情報共有する上で問題があります。
三井造船は炉事業から撤退と聞くにつけ、豊橋炉の今後が案じられます。機器更新などを含め、八女炉の整備なども参考にしながら、豊橋炉の安心・安全・適正価格を求めて行きます。
高温空気加熱器の熱回収不足に、八女と豊橋は灯油助燃で対応してきましたが、最新炉・浜松市では、性能向上が図られたとのことです。灯油の助燃がいらなくなって初めて、本来のガス化炉の機能発揮となります。稼動10年で灯油問題解決となるのか、近いうちに浜松炉の視察を行う予定です。豊橋市の炉が直営で運転されている重みを改めて考えています。
「段ボール」で生ごみ処理して家庭菜園へ! 「生ごみを燃やさない!」宣言

「生ごみを燃やさない」宣言、そして堆肥化促進に取り組むまちが増えています。
生ごみは「8割が水分」。(広報とよはし7月1日号9頁)
自然界のエネルギー(太陽光・風・微生物)の力で生ごみを堆肥にすれば、台所は臭わず、ごみ出し・ごみ袋もいりません。
豊橋市が紹介している「植木鉢利用の簡易生ゴミ処理法」(技科大・平石先生提案)を積極的に進める時と考えます。
福岡県宗像市では段ボールコンポスト1基あたり購入価格の1/2を1,000円上限に補助金交付。1年に2基まで。市民協働で堆肥化講座を開催、「ゴミ問題を考える住民の連合会・宗像」では2,610個の段ボールコンポストを普及されています。
NPO法人循環生活研究所にて◆段ボール処理を福岡市NPO法人循環生活研究所の職員さんから学びました。
福岡では27,000人が参加。段ボールコンポストでは3ヶ月で50キロ処理の実績データがあります。

豊橋市でも自然力で生ごみ処理するモニターの導入を!
 環境フェスタ
肥料 生ごみ処理の情報交換をしませんか。
  主催:530環境協議会
  と き:9月18日(土)
  場所:市役所前広場
地図 南栄ふれあいセンター
■とよはし市民会議事務所■
ご相談いつでもどうぞ!
~ピンクの屋根の「南栄ふれあいセンター」~
渥美線南栄駅下車、踏み切りを渡り商店街を直進、
左側3つ目の角です。駅から300m。
月~金 10:00~16:00 開設
〒441-8108豊橋市町畑町森田38-72
TEL&FAX:0532-48-1203
このページの先頭に戻る
トップページへ戻る

掲載の記事・写真の無断転載は御遠慮ください。