て~ぶる34号 ( 2009.7.24 )
皆さんと行政の協働「て~ぶる」となってまちづくりを進めるとよはし市民会議
てーぶる てーぶる画像 No.34
〒440-8501
豊橋市今橋1 豊橋市役所7階
とよはし市民会議
経済効果はいかに?
Since1995
「とよはし市民会議」とは
豊橋市議会の一会派
代表:渡辺則子
~現在4期目後半の活動中です~
~今、取り組んでいる主なものは・・・
(1)「ゼロ歳から市民」の子ども条例
(2)地域福祉:「子育て・老後」
(3)図書館:知る・学ぶ・楽しむ生活支援、小学校図書館司書配置を!
(4)行政情報の拡大:行財政チェック・市民協働の拡大を!
(5)有給農地活用:「食の安全・健康・環境」市民活動の積極的支援を!
(6)多文化共生まちづくり
皆さまのご意見をお聞かせ下さい。
  大型補正予算総額 8億3千万円を可決
あさがお
▼ 国庫支出金分
 豊橋市への地域活性化・経済危機対策臨時交付金8億3千万円は、公園、橋、川、消防、学校関連予算等々に振り分けられました。すべて国負担で行われます。主なものを紹介します。

松くい虫防除委託 (※1) 2,200万円
小中学校電子黒板・デジタルテレビ購入費
3億3,600万円
公立児童クラブ整備事業 (※2) 4,561万円


(※1) 道路や住宅に隣接していて、農薬散布が困難な松に対して、樹幹注入で松くい虫を防除するものです。農薬散布に代わるとりあえずの対策です。今後は農薬依存でない「総合的松健康管理のあり方」についてさらに一歩進む対策を期待します。
(※2) 飯村、栄地区のそれぞれに、かねてから要望の高かった2児童クラブに、木造平屋建て専用室が各1室(79㎡)建設されます。
飯村: 既存民間クラブ2+公設専用(新設)=計3
栄 : 現在の民間1→公設2(教室+新設の専用室)

▼ 県支出金分

 官民双方の準備がタイムリーに整い予算化に。就労支援の効果を長い目で待つ余裕がない時だからこそ、取り組みへのプロセスに注目しています。

青少年自立支援事業費(ふるさと雇用再生事業)   合計 3,616万円
(1)外国人就労支援事業費   2,421万円
継続的就労費用(正規)のためのより高い就業スキルを習得するため、8月から来年3月まで
「NPO法人外国人就労支援センター」と随意契約。<通訳、農業、介護、WEB関連業務経費>
(2)ニート、引きこもり等の若年不就労者に対する就業体験事業   2,421万円
農業・林業・福祉施設における就労体験プログラムを8月から来年3月まで
「NPO法人いまから」と随意契約。4ヶ月一過程40名を想定。<体験プログラム要員経費>
市民会議コメント:
今支援を必要とする人の自立への一歩につながることを願って早速作手へ調査に。
つくで手作り村の「間伐関連」看板写真は、つくで手作り村の「間伐関連」看板
折り鶴


渡辺則子の6月議会  一般質問&その後の情報

質問1:化学物質過敏症児の市民病院での扱いについて
答弁 市民病院を受診する子どもさんの中にも化学物質に由来する過敏反応が疑われる患者さんがあり、医師をはじめとする医療従事者も「化学物質過敏症」に対し、一定の認識は持っている。こうした症状を訴える患者さんへの対応として、現れた症状に応じて処置をする対症療法を行うとともに、原因が推定されるものには、医師からの助言も行っている。
折り鶴
市民会議コメント: 患者さんに朗報
厚労省方針で本年10月に、「化学物質過敏症」が病名リストに加えられることにより、健康保険が使えるようになります。
(日経新聞2009年6月12日夕刊)

質問2:放射線照射食品を学校教育に使わず豊橋産食材率向上を
答弁 放射線照射食材は、北海道士幌町農協のジャガイモが発芽防止目的で許可されているが、本市学校給食では使用実績はなく、今後も使用する予定はない。安全で新鮮な地元産の食材を使うことは食育の観点からも大変有意義であると認識しており、今後も関係機関と提携して豊橋産の農産物使用の拡大を図って行きたい。
市民会議コメント: 東京で人気の豊橋産野菜。給食までは回らない?
豊橋産の給食使用ゼロの野菜:人参、じゃがいも、里芋など。
豊橋産が使われている野菜とその割合:
・玉ねぎ 18.6% ・キャベツ 63.3% ・大根 43.3%
・葉ねぎ 77.5% ・根深ねぎ 16.5% ・はくさい 62.2%

質問3:生活保護相談には「現在地で保護し」「申請への十分な説明を行い」
     「居宅保護」を原則に取り組むこと
答弁 昨年11月から本年4月末までの申請件数は243件、保護決定件数は201件。
昨年度比申請件数は1.8倍、決定件数は1.7倍と大幅に増加。
市民会議コメント: 日系南米市民の病院受診ひかえがあるのでは?
市民病院でのポルトガル語の通訳や相談件数の推移によれば、平成19年度は毎月800~900件の相談。平成20年度末には600~500件。平成21年度2月510件。3月583件。4月700件と推移。

質問4:飲食店の「受動喫煙防止対策」早急実施を
答弁 市内の飲食店では、38施設を喫煙・分煙に認定している。
市民会議コメント: 子どものいるところでは、絶対にたばこを吸わないで!
吸わされる煙の中の有害物は3~40倍にもなるのです。(↓作図:とよはし市民会議)
主流煙1に対する副流煙の値
豊橋市の図書館サービス 全国比較すると・・・

質問:「貸出密度」で図書館の位置を確かめ、
    整備・充実の明確化を。
答弁 人口規模別に、特に貸出密度の高い上位10%の市町村の図書館の施設整備規模や職員ならびに蔵書冊数や貸出冊数等々諸指標の平均値を公表したもので、数値比較からみれば、本市はこれらの数値を下回った位置にありますが、公表されたものは、秀でたひとつの参考指標かと認識しています。貸出密度から本市図書館の状況を検証すると、市民一人当たりの利用冊数や図書資料の回転数などに課題をもっており、休館日や貸出冊数、貸出期間の見直しなども、今後必要になってくると考えております。このためには、職員の資質向上はもちろんですが、効率的な業務処理のために、近年普及の著しいICチップをはじめとした技術革新に対応したシステムの導入など、多角的な検討も必要と考えております。利用者の視点に立ち、良質で効率的な図書館サービスの充実を図って参りたいと考えております。
のりこ近影
渡辺 則子
とよはし市民会議 代表
福祉教育委員  委員
◆7~8月調査・研究(予定)◆
今夏は市内・近隣市町村調査、研修を中心に。県外視察は、9月議会以後に計画しています。
7月5日~6日(東京)全国自治体議員行財政自主研究会「介護保険」/110日~11日(新城市作手)風力・CSと医療・間伐支援隊・女性経営果樹農園/18日から9日(婦選会館・東京)09年夏期研修会「激変する経済と自治体財政」/27日~29日(滋賀)全国市町村国際文化研究所「地域の外国人児童生徒への支援セミナー」/8月24日~25日(東京)全国自治体議員行財政自主研究会「決算」

豊橋市の場合、図書館数、職員数、図書費の不足が顕著です

 全国の図書館サービス状況から見て、豊橋市の図書館の蔵書数は30万規模達成。図書館数、専任職員数、雑誌・新聞費は、10~15万都市規模。図書費は20万規模。
もぐらの読み聞かせ



*同じ人口規模で貸出密度上位の全国の図書館との比較 ()内は豊橋市。
1. 図書館数: 5.5館 (2) ←南地域図書館ができると、やっと3館です。
2. 図書館専有延床面積: 11881.2㎡ (6395)
3. 専任職員数: 58.3人 (27) /うち司書39.7(6)/司書率0.7(0.22)
非常勤・臨時職員数: 67.4人 (21) /うち司書40.7(14)
委託・派遣職員数: 4.3人 (0)
4. 蔵書冊数: 1197856.7冊 (931083) /うち開架冊数798139.0(238945)
5. 図書年間購入冊数: 60490.3冊 (32203)
雑誌年間購入種数: 948.0冊 (276) ←多種類の雑誌を図書館に置く必要あり!
新聞年間購入種数 68.5冊 (33)
6. 登録者数: 164351.7人 (188398) ←ダントツです!利用者満足度を高める方策を!
7. 貸出点数 3727459.5点 (1485946) /人口当貸出点数9.5(4.1)
8. 図書館費(経常費): 455790.8千円 (223457)
資料費(臨時含む): 118540.8千円 (80000) /うち図書費83151.0(72300)
/うち雑誌新聞費12402.3(7200)
/うち視聴覚費4324.2(400)
/人口当資料費(円)301.9(220.5)
市民会議コメント:
市民館に司書資格者を配置すること。中央館を中心とする全市的サービスが行き渡り、乳幼児から高齢者まで、「市民満足度」向上は間違いなしと確信。
視察・研修・活動レポート(初夏の巻)
岐阜県:「徳山ダム視察」
導水路問題の新聞記事を手に徳山へ。長良川河口堰、設楽ダムに反対を続けて、40年近くになります。
5月9日(日)
静岡市:第13回静岡県立図書館づくり交流会
「フィンランドの教育と図書館」福田誠治・都留文科大学教授/図書館は、人の一生を通してその力を発揮すること、まちづくりで図書館を議論することの必要を、静岡の皆さんから学びました。
5月16日(土)
「豊橋市一日派遣村」
松葉公園で県内3番目の派遣村が開かれ、日系南米市民の皆さん支援について考え、交流し、新たな活動のきっかけを作ることができました。開催後生活保護相談53件、申請受理49件との議会答弁がありました。
5月31日(日)
日本地図
東京都:「世田谷区立三宿中学校夜間学級」
日系南米豊橋市民の皆さん対象の学習支援について相談を受けていたこともあり、「夜間中学校」公開授業に参加しました。10~70代の113名(5月14日現在)の生徒の皆さんは、世界15ヵ国に及びます。義務教育課程を習熟度別クラスに分かれて学習の生徒の皆さんは学ぶ意欲と熱意で溢れ、共生・国際理解教育が同時進行中です。公的に保障されている「学習の機会と場の強み」を実感しきました。
5月19日(火)夜間中学校
岡崎市:「細川小学校 間伐財活用の快適トイレ」
探し求めていたトイレは、万博使用済み間伐材が活用されており、2年経った今も木の香りが残っていました。公共施設のトイレ環境改善のため、段土山の炭の活用も合わせれば、豊川上下流域の絆になると期待。6月17日(水)間伐材の活用
東京都:(研修)全国自治体議員行財政自主研究会
「議会改革」江藤俊昭・山梨学院大学教授、岩名秀樹・元三重県議会議長/「情報公開」で外からの議会改革が進む中、議会内部からの活性化議論なしには、議会間格差が増大することを、全国の先進事例から痛感しました。
本市の課題「一問一答」「質問時間制限問題」
5月17日(日)~18日(月)
「てーぶる」をご覧下さった皆さんから届いたご相談やご意見
生活保護の受け方/駅南の自転車置き場が乱雑。夏休み前になんとか/図書館トイレを快適にしてほしい/のら猫、道路にはみ出す樹木、迷惑行為などの問題を解決する方法/県営住宅の日系人との共生/おいしい水道水が飲みたい。ダムは困る/風車で眠れない。夜間は止めて!/里山の木の伐採が進み「産廃」処分場の準備かと心配/市税収入減対応に市役所職員の真剣さが感じられない/かまぼこ型道路改善を等々
H20年度の決算審査中心に、9月いっぱい続く定例会。
例年になく、緊張した日々が続くことになります。
1.産廃:豊橋市が考える「残土」とは
2.風力発電:2年余りに渡る風力発電所近郊住民の皆さんの健康被害への対応
3.学校給食材に豊橋市産野菜をもっと使うために
4.市税収入を増やすために
5.10年たった「介護保険」の問題点
地図 南栄ふれあいセンター
■とよはし市民会議事務所■
ご相談いつでもどうぞ!
~ピンクの屋根の「南栄ふれあいセンター」~
渥美線南栄駅下車、踏み切りを渡り商店街を直進、
左側3つ目の角です。駅から300m。
月~金 10:00~16:00 開設
〒441-8108豊橋市町畑町森田38-72
TEL&FAX:0532-48-1203
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